日焼け止めって男性用と女性用に別で売られているけど、違いがわからない。
男性が女性用の日焼け止めを使うのはNGなの?
その逆もしかりで、女性が男性用を使うリスクとかあるの?
こんな疑問に答えます。
結論、日焼け止めは男性用と女性用に分かれていますが、どっちを使っても問題ありません。
「じゃあ、なんで男性用と女性用に分かれているの?」
こんな風に思うかもなので、説明すると
男性用と女性用に別れているのは、男女で求める機能性が違うから。
という訳なので、本記事では、日焼け止めの男性用と女性用の違いをわかりやすく解説します。
この記事を読み終えると、男性用と女性用の日焼け止めの違いを理解し、自分のお肌、シーン事に合った物を選ぶことができますよ。
僕は、ラフティングガイド歴10年以上。
アウトドアをする過程で、日焼け止めを毎日のように愛用してきたので、参考になるはず。
日焼け止め男性用と女性用の違いは【求める機能性です】
そもそも、日焼け止めは紫外線を防ぎ、シミ、そばかすなどの肌トラブルを防ぐための物です。
これは男女どちらの日焼け止めでも共通の効果であり、使用目的でもあります。
では、男性用と女性用の日焼け止めの違いは何かと言われると…
それは男女で求める機能性の違いでして、例えば以下のようなイメージ。
- 日焼け止めを使うのめんどくさい…
- 日焼け止めの臭いやベタつきが嫌い
こんな感じで、男性はそもそも日焼け止めを塗る習慣がないので、めんどくさいという人が多いです。
また、日焼け止めの臭いやベタつきが苦手な人も一定数います。
なので、男性向けの日焼け止めに求められる機能は…
- カンタンに塗れる
- カンタンに落とせる
- 匂いは無臭でべたつかない
反対に女性の場合は…
・化粧の前に日焼け止めを塗るので化粧下地効果が欲しい
・細かいパールを配合して肌を艶やかに見せたい
こんな感じで、化粧を前提として日焼け止めを塗ります。
そのため、女性用の日焼け止めで求められる機能性としては…
- 保湿成分が入っている
- スキンケアや下地効果あり
上記のように、女性用の日焼け止めには化粧効果を高めるための様々な成分が入っています。
そのため、日焼け止め自体の(紫外線から肌を守る)という目的は共通でして、違いは男女での微妙なニーズの差になります。
つまり、極論的にはどちらも同じという訳。
とはいえ、これだけではピンとこないと思うので、もう少し具体的に説明します。
男性用の日焼け止めの特徴
- 撥水性が高い
- 白くならない
- 皮脂を抑える成分
- 石鹸で洗い流せる
- さっぱりした使用感
- ウォータープルーフが多い
男性用の日焼け止めの特徴は一言でいうと、実用的で使いやすいものが多いです。
男性は普段から日焼け止めを使う人が少なく、主に使用するシーンとしては海や川などの紫外線が強い場所での利用がほとんど。
そのため、汗をかいても流れないウォータープルーフが多く、めんどくさいニーズに合わせさっと洗い流せるのが特徴。
また、女性に比べ皮脂の量が3倍ほど多いので皮脂を抑える成分も含まれています。
女性用の日焼け止めの特徴
- 保湿成分
- 化粧成分配合
- 化粧下地効果
- 顔用と身体用で分ける
- スキンケア成分たくさん配合
女性用の特徴は、化粧とも絡めた日焼け止め性能の高いものが多いということ。
女性は普段から日焼け止めを塗る人が多く、化粧することを前提に作られています。
そのため、お肌や化粧に役立つ成分が豊富に含まれているのが女性用日焼け止めの特徴です。
レディースの日焼け止めメンズに使っても大丈夫?
結論OKです。
最初に説明した通り、日焼け止めの目的は紫外線からお肌を守る事。
男性用と女性用ともに、その目的は同じなので、細かな成分や機能性の違いはあれど紫外線から肌を守るのは変わりません。
そのため、女性が男性用を使おうがその逆もしかりで、全く問題なしです。
とはいえ、女性用の日焼け止めは、かんたんには落ちないので、専用のクレンジングやお化粧を落とすクレンジングが必要な場合が多いので、そこだけ注意。
男性用の日焼け止めを女性が使ってもいいのはわかった。
でも、男性用の日焼け止めは女性のお肌には刺激がきつかったりしないの?
もちろん、肌タイプや使用目的に合わせる必要はあります。
例えば、敏感肌、乾燥肌の男性は女性用を使ったりなど、そういった工夫はした方がいいです。
この辺りは、SPFとPAが関係しているので次で解説します。
日焼け止めSPFとPAについて
SPF・PAとは紫外線を防ぐ数値でしてイメージとしては以下。
- SPF・PAともに数値が大きいほど紫外線を防ぐ
- SPF・PAともに数値が大きいほど肌へのダメージも大
こんな感じでして、諸刃の剣みたなイメージ。
SPFとは
SPFとは…紫外線B波を浴びた際に皮膚が赤くなるまでの時間をどれだけ長く防げるか示したものです。
ちなみにUVB(B波)とは、シミ・そばかす・色素沈着・皮膚がんの原因になる紫外線。
衣類や帽子、日傘などで多くをブロックすることができます。
さて、SPFをかんたんに説明すると以下。
- SPFの高さ=紫外線B波を防げる
- SPF50×20分=1000分で約16.6時間
SPFは数値が高い方が、効果が長時間期待できます。
BBQや海で遊ぶときは、長時間滞在するよね。
そういうときは、SPFが高い日焼け止めを使えばいい感じ!
PAとは
PAとは…UVA(紫外線A波)の防止効果を示すもの。
ちなみに紫外線A波とは、ガラス腰、曇りの日、冬でも降り注ぎ、肌の奥まで到達。
肌が黒くなる紫外線、コラーゲン層を破格しシワ、たるみ、光老化の原因になる厄介なやつです。
さて、PAをかんたんに説明すると以下。
- 『PA++++』>『PA+++』>『PA++』>『PA+』の4段階
- 普段の買い物程度ならPA++程度でOK
アウトドアや野外の活動の場合はPA最高段階の『PA++++』と強いのを選ぶとOK。
反対に普段の買い物や長時間の移動などでは、SPFとPAを抑えた方が肌には優しいです。
日焼け止めも使用用途によって選ぶべきってことだね。
男女兼用の日焼け止めについて
中には男女兼用の日焼け止めもありまして、特徴は以下。
- 男女併用はどちらにも傾きすぎない、シンプルな日焼け止め
- 紫外線から肌を守るためのクリーム
- そのクリームにいろいろな成分を加える=女性に使いやすいような商品
- 汗に強い、皮脂を抑える=男性用
なんども言いますが、男性用だろうと女性用だろうと、機能性が違うだけなので、どっちを使ってもいいです。
より女性に使いやすくしたのが女性用。
男性に使いやすくしたのが男性用。
差はこれだけなので…男女兼用は機能性を特化させずにバランスよくいいところ取りした日焼け止めです。
逆にいうと、中途半端ってことですが、特にこだわりがない人は男女兼用の日焼け止めを選ぶといいです。
普段使いから野外まで幅広く対応できるので、考えるのが面倒なら正直これ一つで日焼け止めは充分です。
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日焼け止め男性用と女性の違いまとめ
- 違うのは機能性だけ
- 男性用は実用性を重視
- 女性用は化粧を前提に作られている
- 肌への影響はSPFとPAが関係
- 迷ったら男女兼用でもOK
日焼け止め男女の違いは機能性だけなので、別にどちらを使っても大丈夫です。
お肌への影響度はSPFとPAが関係しているので、敏感肌の人やダメージが気になる人は数値が少ないものを利用するといいです。
もちろん、野外活動やレジャーの場合はSPFとPAともに強い方がいいですが…
日焼け止めは男性用、女性用の違も大事ですが、シーンや用途別に使い分ける方が重要かなと個人的には思います。
どれを選ぶべきか迷う人は、男女兼用を一つ持っていれば、ほぼ対応できうので安心です。
という訳で今回の記事は以上です。
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