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ICカードと磁気カードの違いを画像付きで分かり易く解説するよ!

お金

こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。

皆さんはICカードと磁気カードの違いをご存知ですか?

私はクレジットカードとキャッシュカード一体のカードを所持しているのですが、今までどこにICチップが埋め込まれているのか、どこが磁気カードなのか、イマイチわかっていませんでした。

そんな感じなので、IC対応のATMを利用していても、ICに対応していない方を入れてしまう事もしばしば…

また、磁気カードの部分がわからないので、磁気同士を接触させてしまい磁気不良を起こしてしまった事もあります。

こういった事になるのも、ICカードと磁気カードの違いや、ICチップはどこに埋め込まれているのか、磁気の位置を把握していないのが原因です。

なので今回の記事では、画像でICチップの位置や磁気の位置をお伝えしつつ、ICカードと磁気カードの違いを解説します。

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ICカードと磁気カードの違い(画像で説明)

始めに、画像でICカードと磁気カードがどう違うか視覚的に、見て行きましょう。

まずはICカードから…

ICカード

金メッキの四角い場所にICカードが埋め込まれています。

次は磁気カードを見てみましょう。

キャッシュカード磁気ストライプ

磁気ストライプは矢印の黒帯の部分でキャッシュカードの裏面にある場合が多い。

※磁気カードの黒い部分を磁気ストライプと言います。

ちなみに、現在国内のクレジットカードやキャッシュカードのほとんどが、ICと磁気の両方の機能を備えています。

この画像のカードもICカードと磁気カードの両方の機能が備わっています。

次はICカードと磁気カードがどう違うのか、より詳しく見て行きましょう。

ICカードと磁気カードの違い(表で説明)

ICカードと磁気カードそれぞれの詳しい説明は次の章でお伝えしますが、違いを分かり易く比較するために表を作りました。

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表を見てもらうと、ICカードの方が磁気カードよりも優れているのがわかります。

ICカードと磁気カードの違いを簡単に説明すると…

  • ICカード:耐久性やセキュリティーに優れているが、コストが高い。
  • 磁気カード:耐久性やセキュリティー面で不安だが、コストは安い。

これを見て『何故ICだけではなく、セキュリティー面で不安のある磁気カードとしての機能も備えているのか?』そう疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

その理由については、次で解説していきます。

ICカードと磁気カードは何故両方備えているのか?

ICカードはコストが高く、(国内、海外両方の)お店側もIC対応の決済端末の導入がしにくく、まだまだ磁気カードしか対応していない場所も多いのです。

磁気カードのみしか対応していないお店やATMで、カードを利用するには、磁気カードも必要という訳です。

上記の理由から、現在のクレジットカードや、キャッシュカードには、ICと磁気カードの両方が備えつけられています。

次では、ICカードと磁気カードについてのより詳しく解説していきます。

ICカードとは?

ICカード

ICカードとはICチップが埋め込まれたカードで、高機能なカードという意味でスマートカード ( Smart Card ) などともと呼ばれています

また、先ほど表でも説明した通り、記憶できる容量も多く、耐久性やセキュリティーの面で優れています。

上記の事を踏まえ、2020年に来るオリンピックに向けIC化100%に向け政府も頑張っている段階です。

ちなみに、現段階ではICが全ての加盟店(海外含む)店頭の決済端末のコストが高く取り付けられず、国内のIC普及率は70%ほどにとどまっています。

※ICカードには接触型と非接触型の2つのタイプがあり、また別記事で解説します。

ICカードのメリット

始めにも簡単に解説しましたが、ICカードのメリットを詳しく説明します。

  • 磁気不良になりにくい
  • 磁気に強く耐久性に優れています。

  • 物理的にスキミングできない
  • ICカードは使用時暗証番号が必要なので、データを盗み取る事はできません。

  • 決済が早くスムーズ
  • 暗証番号を入力するだけ、サインが不要!

  • ICチップは錆びに強い
  • 表面に金メッキ加工をしている、金は水分や塩分に触れても変化しないので水気が多いところでも錆びない。

ICカードのデメリット

メリットがあればデメリットもあるので、見てみましょう。

  • コストが高い
  • コストが高いので、お店側もIC対応の決済端末を導入しにくい。

  • チップは表面の汚れで決済できない事がある
  • 指紋やほこりが付いた場合は取ってあげると解決する事が多い。

  • ICチップは衝撃や圧力に弱い
  • 例えば、ICチップが埋め込まれているカードをポケットに入れたまま椅子に座ったりすると、衝撃や圧力で壊れる事があります。

こういったデメリットがあります。

コストが高いという事はそれだけ、お店などは導入するのをためらうので、普及率が上がりにくいんですね。

なので、IC対応をしていないお店では磁気カードで決済する事になります。

ほこりや汚れで決済がうまくできない事もあります。

ただし、ICチップに施されている金メッキは強いので、ハンカチやティッシュペーパー、メガネ拭きなどで軽くふき取れば綺麗になり解決する事が多いです。

頑固な汚れはアルコールを布に一拭きし、布でこすると決済できるようになりますよ。

磁気カードとは?

磁気カード

磁気カードとは最初の画像でも説明しましたが、磁気テープを(磁気ストライプ)貼り付けたカードの事です

磁気カードは、読み取り機の磁気ヘッドに接触させ、スライドさせることで読み取ることができ、クレジットカードのほか交通系ICカードで多く使用されています。

低コストと利便性の面で多く利用されていますが、クレジットカードでの詐欺被害が増えた事もあり、ICカードが今後はより増えて行くと思われます。

磁気カードのメリット

磁気カードのメリットは

  • 低いコスト、高い利便性です。

磁気カードはデータを読み取る端末も含めてコストが安く世界各国で利用されています。

そのため、まだまだICカードが普及していない国もあります。私達が旅行に行った際に、多くの国でクレジットカードが利用できるのも、磁気カードが世界に普及しているからです。

磁気カードのデメリット

反対に磁気カードのデメリットとしては…

  • 磁気ストライプは磁気が弱まると使えなくなる
  • 水に濡れると磁気が弱くなる
  • スキミング(データを盗まれる)

などがあり、磁気不良を起こしやすいので、急に使えなくなったりします。

また、セキュリティー面では、カード情報を抜き取り、同じ情報を持つカードを複製して悪用する犯罪手口の被害が多いことが大きな問題となっています。

ちなみに、万が一磁気ストライプを読み盗られ被害にあった場合は保証会社から全額保証してくれるので、そこは安心です。

セキュリティーの不安から世界的にも、クレジットカードやキャッシュカードをICカードに切り替える動きが加速しており、イギリス、フランス、デンマーク等はICカードの普及率はほぼ100%になっています。

そのため、日本でも、これからは磁気カードではなくICカードが普及していく流れになると思われます。

まとめ

今回の記事でICカードと磁気カードの違いについてまとめると…

ICカードは磁気カードよりもセキリティー面、耐久性に優れている。

ここがICカードと磁気カードで大きく違う所でしょう。

現状は、ICと磁気両方の機能が備わっているクレジットカードやキャッシュカードですが、今後はICカードの普及率が100%になってくるでしょう。

確かに実際カードを使っていても、磁気カードの方は磁気不良で方よく使えなくなりますが、ICカードの方はよく使うカードでも、問題なく使えています。

それを考えると耐久性は抜群ですよね。

クレジット決済にしても、磁気カードだとサインを書くのが面倒ですが、ICカードだと暗証番号でレシートをもらって終わりですから楽ですよね。

ただ、個人的にはICカードと磁気の両方備わっている方が、使いやすいと感じています。

もし、ICが機能しなくなった時は磁気カードで対応できるので、片方ダメでももう片方が使える!みたいな感じの安心感はあるので。

とはいえ、磁気カードは簡単にデータを盗み取られるのも事実なようなので、セキュリティーを考えるとやはりICカードオンリーなのでしょうね。

今回の記事が皆さまの一助になれば幸いです。

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