こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。
日本三名湯にも数えられる有馬温泉の泉質は、療養泉としても効果があり、時の天下人である豊臣秀吉にも愛されました。
療養泉としても、優れた有馬の泉質を日帰りでも、手軽に楽しめるのが有馬温泉の魅力です。
更に、有馬温泉には、無料で誰でも楽しめる足湯があり、観光スポットとしても人気があります。
実際、私が有馬温泉に行った時も、足湯は沢山の人で賑わっており、知らない人同士でも旅の情報交換をして、皆楽しんでいました。
その光景を見て、何故か古き日本の姿を見た気がし、足湯には不思議な魅力がある気がしました。
そんな素敵な有馬温泉の足湯について、営業日や泉質を紹介したいと思います。
更に私が、友人と有馬温泉に行った際に感じた、足湯の楽しみ方なども、今回は紹介したいと思います。
有馬温泉の足湯
有馬温泉の足湯は、誰でも無料で楽しめるようになっています。
そのため、毎日多くの人が観光に疲れを癒したり、談笑を楽しんでいます。
また足湯コーナはそこまで広くなく、10数人足湯に浸かれるかどうかの大きさです。
物置棚もないので、うっかり荷物を忘れないようにして下さい。
足湯の楽しみ方
足湯なので、誰でもここに来たら足湯を楽しみますよね。
ただ、有馬の足湯の面白いところは、上の段ほど温度が高い事です。
一番上はお湯の温度44℃なのでかなり熱く、私も20秒も浸かれないぐらいでした。
足湯に浸かっている人は、一番上が熱いと知っているので、そのエリアには、誰も浸かっていないんです。
私と友人は何も知らず、空いているので一番上のエリアに浸かり「熱ない?」と2人で話していましたが、周りは普通に足湯を楽しんでいました。
2人で「慣れが大事や!」と我慢しても、20秒も耐えれず、見かねたマダムが、「一番上は熱いから誰も入れへんのよ」と説明してくれました。
話を聞くと、説明してくれたマダムも最初は、一番上で熱さに耐えていたけど、見かねた他の人が教えてくれたと言っていました。
どうりで、足湯に浸かる前、皆チラチラこっちを見ている気がしていた理由がわかりました。
次に利用する人が来たら、熱いエリアに誰が浸かって、どんな反応をするのか楽しんでいたんです(笑)
それを聞いてから私も友人も、ニヤニヤしながら熱いエリアに足湯する人を見ていました。
ただ、中には、平気な人もいたり、小さな子供の場合は浸かる前に教えてあげたりしていました。
足湯の熱いエリアを教えてくれたマダムとは、オススメの観光場所を教えてもらったりしました。
有馬温泉の足湯は、「こういう感じで楽しむんだな~」と思いました。
旅は一合一会と言いますから、こういった素敵な出会いができるのは、有馬温泉の足湯の魅力だと思います。
足湯の場所
足湯の場所は、有馬温泉の街中(金の湯の横)にあるので、迷う事はないと思います。
車で有馬温泉に行く方も、周辺の駐車場に止めて簡単に行ける場所です。
電車の方は、有馬温泉駅から徒歩6分の距離にあり、車と電車どちらの場合でもアクセスしやすいです。
営業日と時間
1月1日と、第二第四火曜日は営業していません。
営業時間は、午前8時~午後22時まで営業しています。
夜遅くまで営業しているのはgoodですね。
夜の散策時に足湯に行くと、ほとんど人がおらず快適でした。
注意点とあったら便利な物
改めて説明しますが、足湯の一番熱い場所の温度は、44℃あり何も知らずに入るとかなり熱いです。
足湯は上の段~下の段に区切られており、上の段ほど熱いです。
一番上の所は、20秒と浸かる事もできないぐらいの熱さでした。
また、女性の方は、タイツで来ると、足湯を楽しめません。
脱衣所もないので、足湯を楽しみたいのなら、タイツ以外の捲りやすいズボンをオススメします。
また、タオルを持参していると浸かった後に役立ちます。
周辺の金の湯や銀の湯にタオルは販売していますが、値段は高めです。
泉質や効果
有馬温泉の足湯は、金の湯を使用しています。
この金の湯は血のように赤褐色で、塩分濃度が日本一高く、冷え性や保湿効果があります。
もっと詳しく、有馬温泉の泉質を知りたい方は、下の記事をどうぞ
有馬温泉の泉質が凄い!どんな効果、効能があるのか調べてみたよ!
私は冷え性なのですが、実際に足湯に浸かると、肌がスベスベになり、しばらくずっと足がポカポカしていました。
足湯近くにある温泉
足湯の近くには日帰りの方でも楽しめる外湯の金の湯、銀の湯があります。
有馬温泉といえば、金の湯と銀の湯で、それぞれ、まったく違う泉質で効果や効能も違うので無料ではないですが、是非入浴する事をオススメします。
ただ、金の湯と銀の湯両方に入れる旅館や施設って意外と少ないんですよね。
そのため、金の湯と銀の湯2種類のお湯に入れる所を下の記事で紹介します。
有馬温泉で“金の湯”と“銀の湯”両方に入れる所は?お得情報もあるよ
足湯近くにある飲泉場
また温泉以外にも、金の湯と足湯の間に飲泉場があります。
ここは太閤の飲泉場と言われ、豊臣秀吉のシンボルとして有名な瓢箪から金の湯を無料で飲める事ができます。
私も実際に飲んでみました。味に関するコメントはネタバレになるので、実際に行って飲んでみてください。
ただ、太閤の飲泉場の泉質は金の湯ですから、体には良さそうです。
まとめ
今回は、有馬温泉にある足湯について書いてみました。
誰でも、無料で楽しめるっていうのは、素敵ですよね。
また、足湯のお湯もただのお湯ではなく、金の湯ですから、無料で利用できるのはお得感がありますよね。
実際、有馬温泉街の中心部にあるので、ちょっと歩き疲れた時や、お店の待ち時間に気軽に寄りやすいので便利です。
足湯で軽く休憩のつもりが、知らない人と観光スポットについて話していたり、と不思議な魅力があるんですよね。
上手く言えませんが、有馬温泉の憩いの場と言えば足湯って私は思っています。
足湯周辺には、たくさんの名所があります。
そのため、足湯に浸かっているだけで、有馬温泉の観光情報って勝手に入ってきますよ。
小休憩に利用してもよし!情報交換の場として、利用しても良し!
とても素敵な場所なので、有馬温泉に行った際は是非足湯を楽しんで下さい。
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