こんにちは!アラサー現役アウトドアガイドのAKです。
この年になってから、周りの友人が割と結婚ラッシュ(笑)
20代前半の頃は楽しみでしかなかった結婚式も、この年になり少し憂鬱に感じる事もしばしば…
その理由としては、単純にお金が掛かるのと、結婚式のマナーの一つ『袱紗いるの?いらないの?』問題。
ぶっちゃけ、袱紗包まなくても大丈夫なのでは?
たしか、昔参加した結婚式では袱紗なしで行った気がしますが、記憶が曖昧過ぎて覚えていない…
そこで、今回結婚式のマナーとしてご祝儀に包む『袱紗(ふくさ)』は必要なのか、いらないのか調べてみました。
本記事では、『結婚式に袱紗がないのは非常識?』という疑問が解決でき、『結婚式に袱紗がなくて困った時の対処法』についても解説します。
最近、友達の結婚式に参加したので、『袱紗に包んでいる人の割合』も紹介するよ。
結婚式に袱紗がないのは非常識?
ご承知の方も多いと思いますが、袱紗とはこんな物でご祝儀袋を入れて結婚式に持って行くものです。
袱紗とはお葬式のご香典など金封を包む包み布の事で、大切な贈り物を包む時の使うのが袱紗【ふくさ】になります。
結婚式に袱紗がないのは、非常識とまでは言いませんが、あった方が無難です。
そもそも、ご祝儀袋や金封は袱紗に包んで持参するというのが正式なマナー。
ただ、答えがハッキリしない理由としては、最近の結婚式では若い人ほど袱紗がない場合が多いからです。
特に最近の若い男性は袱紗に包まずに、ご祝儀を渡す人がほとんどで、そういった文化も徐々に受け入れられつつあるからです。
また、結婚式も昔に比べて多様化しているので、カジュアルな式も多く、必ずしも袱紗が必要かと言われると難しい所なのです。
ただ、ご年配の方や、仕来りを気にする方などは多くいらっしゃるので、ご祝儀は袱紗に包んで渡すのが基本と思っていた方がいいでしょう。
ちなみに、結婚式に包むご祝儀の金額については、親族のみ食事会ご祝儀はいくら包む?お互いが気をつかわない金額はをどうぞ。
結婚式に袱紗が必要な理由
では、何故袱紗が必要なのでしょうか?
それを知るには、袱紗の意味を知る必要があります。
袱紗の起源は貴重品を収めた箱の上にかけてある風呂敷だったとする説があり、貴重な物を汚さず丁寧に包んで運んでいるという意味がありました。
そこからご祝儀袋などのお金も丁寧に包んで運ぶように。
袱紗に包まずご祝儀袋をそのまま持ち歩くと、汚れたり曲がったりした経験も…
袱紗に包む事で大切なご祝儀袋を守る役割があるので、ある意味合理的なんですね。
それ以外にも、お祝いの気持ちを袱紗に包みこんで心も送るという意味があり、ご祝儀袋を袱紗に包むというのは、日本人としての心の奥ゆかしさもあります。
結婚式に袱紗が必要な理由を知ると、深い意味合いがあり、ご祝儀袋を袱紗に包むのも悪くないと思えてきます。
正式なマナーと最近の傾向
先ほども説明した通り、袱紗にはご祝儀を守る役割と、お祝いの気持ちを包む意味があり、正式なマナーとしては、ご祝儀は袱紗に包んで持参するのが一般的。
ただ、最近の結婚式では、袱紗を持参しない人も多く、必ずしも袱紗が必要とは言い切れないのも事実です。
マナーや仕来りを重視するなら、包むべきでしょうが、仮に袱紗に包んでいなくとも最近の結婚式の傾向を考えると、マナー違反となる事はないでしょう。
そのため、ご祝儀を袱紗に包むのかどうかは、その人の考え方次第と言えます。
結婚式に袱紗がなくて困った時、どうすればいい?
袱紗がなくても、マナー違反にはなりませんが、ご年配の方や仕来りを重視する参加者が多い場合は、やはり袱紗に包んだ方がいいでしょう。
そういった結婚式に参加する際、もし袱紗がない場合は、綺麗な大き目の風呂敷や、大判のハンカチなどを代用してきちんと包めば充分通用します。
ただ、あくまで袱紗がない時の代用としてなので、できればご祝儀は袱紗で包むのが正式なマナーです。
私が実体験した結婚式での袱紗の使用について
袱紗の意味を知ると、ご祝儀を袱紗に包まず渡すなんて、マナー違反と思ってしまいますが、実際の結婚式ではどうなのでしょうか?
私達夫婦が実際に参加した結婚式を例に男女別に紹介していきます。
男性の場合
男性の場合は、袱紗に包まずご祝儀袋のみで渡していた人の方が圧倒的に多かったです。
割合的には袱紗あり1割で、袱紗なし9割ぐらいの印象。
特に若い世代の男性はほとんどが、袱紗に包まず、内ポケットからご祝儀袋を取り出して渡していました。
男性は、鞄など持たず手ぶらで来る人がほとんどです。
袱紗に包むと内ポケットに入らないのも男性が、ご祝儀を袱紗に包まない原因かもしれませんね。
ちなみに、私自身も袱紗には包まずご祝儀袋のまま渡しました。
ただし、年配の方はご祝儀袋を袱紗に包んでいた人が多く、やはり年齢が高いほど昔のマナーや仕来りに厳格なイメージです。
ちなみに、結婚式に参加予定の男性の中には何を持って行けばいいのか?疑問に思っている人は下の記事が役に立ちますよ(^^)/
結婚式での持ち物リスト男性は何が必要?基本から応用までを徹底紹介
女性の場合
男性よりも女性の方が、ご祝儀袋を袱紗に包んでいる人が多く見受けられました。
それでも袱紗あり7割、袱紗なし3割ぐらいの印象です。
女性の場合は鞄を持っている人が多く、男性のように内ポケットにご祝儀袋を入れる事はできませんよね。
なので、必然的に袱紗に包もうとなるのかもしれません。
また、若い世代の女性でも、男性より袱紗に包んでいる感じでした。
特に、和装で来ている女性は袱紗に包んでいる人がほとんどで、反対に洋装の女性はほとんどの人が袱紗に包んでいませんでした。
私の嫁やその周りの友人も、洋装の子は袱紗に包まず、和装で参加した子は全員が袱紗に包んでご祝儀を持参していたそうです。
ただ、服装と袱紗は関係ないとの事なので、これは私達夫婦が参加した結婚式でたまたまそういった傾向にあっただけかもしれません。
『袱紗は必要?』最近の結婚式から私が思うこと
ここまで、結婚式での袱紗について説明してきましたが、結局のところ結婚式で袱紗がないのは非常識なのでしょうか?
マナーを考えると、ご祝儀は袱紗に包んだ方がいいですが、私達夫婦が参加した結婚式では袱紗に包んでいる人の方が少なかった印象です。
これらを踏まえると結論としては、結婚式に袱紗が必要かどうかについては、やはりその人次第という言葉がしっくりきます。
実際、結婚式も近年はマナーがだんだんと緩くなっているので、袱紗に関しては、そこまで気にしなくてもいいと思います。
少なくとも私達夫婦が参加した結婚式では、友人や上司を含め袱紗に包んでいないからという理由で『マナー違反だ!』という雰囲気も感じませんし、誰もそんな事は言ってきません。
もしかしたら、陰で言われたりしているかもしれませんが(笑)
ただ、何度も言いますが正式なマナーとしては、結婚式のご祝儀は袱紗に包んで持参ですし、気遣いや気持ちとして袱紗に包んであげると良いと思います。
とはいえ強制でもなんでもないのですし、何故袱紗に包むのか?その理由や意味を知っている方が個人的には大事な気がします。
結局、ご祝儀も袱紗もその人に対する気持ちなので、上手く相手にお祝いの気持ちが伝われば私はなんでもいいと思います。
まあ、これはあくまで私の持論なので、参考程度にしてもらえればなと思います。
ここまで結婚式に袱紗が必要かどうかについて持論も含めて説明しましたが、ご祝儀は袱紗に包んで持参した方がいいという事に変わりはないです。
その上で結婚式に持って行く袱紗を選ぶポイントについて説明していきます。
袱紗の選び方
お祝い事には、暖色系の明るい色の袱紗が一般的。
赤・オレンジ・えんじ・桃・ローズピンク・金など。
とはいえ、男性がこれらの色の袱紗を持つのは抵抗がある方もいるはず。
そういった方は、紫の袱紗を選ぶといいです。
紫は、慶事にも弔辞にも使え、男女ともに広く利用されているので、迷ったら紫を選ぶと無難。
黒や紺も結婚式で使用するのは、抵抗があります。
こんな感じのを選べば、間違いないです。
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袱紗の包み方
基本的な袱紗の包み方です。
分かり易い動画を見つけたので貼っておきます。
文章で説明すると以下の通りです。
結婚式などのお祝いごとでの袱紗の包み方は、まず袱紗を広げて中央よりやや左にご祝儀を置きます。
- 左側を中に折り込む
- 上部を中に折り込む
- 下部を中に折り込む
- 右側を中へ折り込み、あまった部分を裏へ折り返す
結婚式での袱紗の種類や包み方について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
結婚式の袱紗の包み方と種類を初心者にも分かり易く解説するよ!
まとめ
今回は結婚式に袱紗は必要なのか?について、正式なマナーを説明しつつ、実際の結婚式で感じた上で持論を説明しました。
この記事を書いて改めて思うのは、結婚式も昔と違いだいぶ変化してきたという事です。
何十年も昔の結婚式には私は参加していませんが、おそらく今よりもマナーに厳しかったのでしょうね。
調べてみると、結婚式に参加するだけで、一体どれだけマナーがあるんだ!と正直いつも感じます。
とはいえ、実際自分の結婚式も踏まえて、近年は夫婦によって様々なスタイルの結婚式を楽しんでいますよね。
そのため、結婚式に招待された時には、いろいろなマナーや価値観を知った上で参加してもらえればと思います。
実際の結婚式では、黒や紺の袱紗の人も一定数いました…
なので、そこまで気にする必要ないのかなというのが、本音。
ということで、今回の記事は以上。
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