こんにちは!アウトドアガイドのAKです。
ラフティングって急流だけを下る遊びだと思っていませんか?
ラフティングに来たら、是非チャレンジして欲しい遊びがあります。
それは何かというと飛び込み!
この飛び込みですが、高い所が苦手な方には少々きつい遊びかもしれませんね。
ただ、強制参加ではありませんし、ほとんどの飛び込みポイントでは高さをある程度選べることが多いです。
そのため、初心者さんの中には20㎝ぐらいの高さから飛び込む人もいます!
メチャクチャ低いけど、やっている人は真剣なんです(笑)
今回の記事では『誰でも飛び込みを楽しめる!』という認識を持っていただくために、ラフティング歴9年の私が飛び込みの楽しみ方や注意する点などを説明していきます。
ちなみに、私のラフティング経歴については以下の記事に詳しく書いています。
読んで頂く事で、きっと私の話を信頼していただけるものと思います。
ラフティングに来たら飛び込みを楽しもう
国内で開催されているラフティングツアーのほとんどで、飛び込みが体験できるようになっています。
一般的には3m~5mほどの高さの場合が多いですが中には、10m近くの高さから飛び込める場所もあります。
後述しますが、飛び込みの高さはある程度調整できますし、強制参加ではないので安心してくださいね。
ツアーの詳細は各会社のホームページなどに記載されているか、電話などで聞くといいでしょう。
また、飛び込みポイントの着水地点は当然ですが相当深く(10m)以上なので、安心して飛び込むことができます。
これを言うと『そんなに深い場所なんて怖い!』と言うお客様もいますが、反対に着水地点が浅い場所だと怪我をしますよね?
なので、着水地点は深い場所の方が安全ですし、それを見極めた上で飛び込む場所を選んでいるという訳です。
ラフティングに来たお客様の中には飛び込みを楽しみにしている方も多く、特に子供や大学生などの若い層に人気です。
説明を受けている間もワクワクしている様子がよくわかります。
もちろん若い人達だけではなく、70代の方でも元気に3mオーバから飛び込みをしていたりするので、基本的には本人がやりたい気持ちがあれば誰でも出来ます。
飛び込みの注意点
誰でもやりたい意思があれば参加できる飛び込みですが、もちろん注意点もあります。
次では飛び込みの注意点について解説していきます。
しっかりと前に飛ぼう
飛び込みをする際に必ず抑えていてほしいポイントとして、しっかりと前に飛ぶようにしましょう。
どういう事か説明すると、飛びこみポイントの岩場は崖のようにせり立っており、前に飛ばないと体が岩に接触する可能性があります。
丁度こんな感じですね。
なので、私達ガイドは『しっかりと前に飛びこむ!』これを必ずアナウンスします。
むしろこれさえ守れば、飛び込みにおける危険性はほぼないと言えます。
怖いからと、しゃがんで飛ぼうとするのは絶対に危ない飛び方なのでやめましょう。
飛ぶ意思があっても、怖くてしゃがみこんでしまう場合は、低い所に誘導したりして対応している感じですね。
足は真っすぐに
飛び込みは、足を真っすぐにして足から着水するのが理想です。
そうする事で着水時の衝撃が緩和されます。
反対に、足が開いたりすると…大事な所に衝撃が来ます(笑)
あとは、背中から落ちたりお腹から落ちたりしている方も多いですが、まあライフジャケットを着ているので、そこまで心配する必要はないです。
あくまで理想は足から行けば衝撃は少ないよって話なので仮にお腹や背中、頭から着水してもそれはそれでOKです。
実際私も飛び込みは苦手なので、変な着水の仕方をよくしていたので、そこまで怖がる必要はないです。
手は広げない
飛び込みの際は手は広げずに胸のあたりか耳の辺りに手を持ってくるようにしましょう。
先の画像でも手で耳を抑えていましたよね?
何故なら、手を広げて飛ぶと手に衝撃が来るからです。
とはいえ、手を広げたから骨折したとか怪我したなどは聞いた事はないので、気にしすぎる程ではありません。
ちょっと手が痛いとかその程度です。
手を広げても人間は飛べないので手は胸に置くか耳の辺りがベストになります。
耳に手を置く理由は耳に水が入らないようにする為です。
丁度こんな感じでヘルメットの上から耳を抑えると水が入りません。
鼻はどうするのと言えば鼻は気合で『フーン!』と着水時すれば問題なしです。
とはいえ、鼻まで意識して出来る人はほとんどいないので、鼻は水が入ると割り切りましょう。
飛び込みの楽しみ方
ここからは、飛び込みの楽しみ方を説明していきます。
大声を出してジャンプ
飛び込みをするなら、大声を出してジャンプすると気持ち良さが3倍増しになります。
というか、勝手に出ます(笑)
ほとんどの人が飛びこみという非日常を味わうので、自然と声が出てしまうんでしょうね。
ラフティングでは初対面の人がたくさんいますが、そんなの気にせず皆さんなんらかの声を発して飛び込んでいますね。
例えば私のツイートでも書きましたが、多いのはこんな叫び声です。
ラフティングの飛び込み中に多い奇声
男性
うおぉー
ひいぃ〜
まだつかん!
うそやん!
ぴぷー女性
無理無理無理
きゃー!
キャアァァァー
ヤバイヤバイ
〇ぬー
イャー男性は「うぉっ」みたいな感じで静かに驚く
女性は100%感情を吐き出す。— AK🚣♂️アウトドアとブログで生きる男 (@vNn6Osj0E5KTjLw) November 1, 2019
他にも飛び込みで、好きな人の名前を叫んだり告白したり9年もガイドをしていると、予想外の事も起きます。
カメラ目線でポージング
ラフティング会社の中には、飛び込み時に記念写真を撮ってくれる場合があります。
そのため、カメラ目線で飛んでポーズを決めるといいでしょう。
ポーズを決めると『手を胸や耳にしまえなくない?』そんな疑問が出てきますが、全て一連の動作でやれます。
こんな感じですね。
私は飛び込みが嫌いなので正直怖いですよ(笑)
動画だけでなく、文章でも説明すると以下の手順
-
飛び込んだらカメラ目線
-
カメラ目線をキープしたままポーズ
-
着水する前に胸もしくは耳に手を置く
意識したら意外と誰でも出来ますよ。
ただ、実際のツアーではお客様は飛ぶことに夢中になっているので、ほとんど手は広げて羽ばたいていますが…
まあ、ここまで出来なくても自分なりに楽しめばoKです!
【番外編】それでも怖い人は
ここまでは、飛び込みにおける楽しみ方や注意点などを解説しました。
ただ、ここまで説明されても実際できるかどうかはわかりませんよね。
そういった方のために番外編を用意しました。
怖いならやらないのも選択の一つ
飛び込みが怖いのなら、やらないという選択もできます。
別に強制参加でもありませんし、人が飛んでいるのを見るだけでも正直充分楽しめます。
実際スリルよりも癒しを求めてくるお客様もいる訳で、そういった方は飛び込みには参加せず人のを見て楽しんでいます。
なので、怖かったり興味ないという方は、参加しないという選択があると覚えておいて下さいね。
実際我々ガイドもラフティングのメインは川下りであって、その他の遊びはあくまでオプションという認識ですから(^^♪
ちなみに、ラフティングの楽しみ方や遊び方は何も飛び込み一つではありません。
以下の記事にいろいろな遊び方を書いているので、どんなことができるのか興味がある方は読んでみて下さい。
高さは選べるところが多い
はじめにも軽く説明しましたが、飛び込みポイントって高さを選べる場所が意外と多い!
なので、自分に合った高さを調整して飛んだ方がいいですよ。
怖いのに無理して飛ぶのは怪我の元になりますからね。
飛び込みした経験がある方ならわかると思いますが、友達や職場仲間とラフティングに参加すると、だいたいヤジが飛んできますからね(笑)
まあ、楽しく怪我しなければ基本はOKですが中にはひやりとする場面も見て来たので、無理だけはしないようにして下さいね。
皆の声援が後押ししてくれる
飛び込みたいけどあと一歩の勇気が踏み出せないって方は意外と多いです。
そういった人は飛びたい気持ちはあるので、声援などがあればポンと飛ぶ人がほとんど(^^♪
どこからともなく『がんばれ!行けるよ!』こういった声援が飛んでくるんですよね。
ラフティングに参加していると一体感が出てくるので誰かが頑張ろうとしているのを、応援したくなります。
初対面のお客様同士でも、応援や助け合いが自然と出てくるので、見ていて気持ちいいです。
ほとんどの人は、この声援があれば飛べていますが、仮に飛べなくても変な空気にもならないので安心してくださいね。
ラフティング飛び込みのまとめ
ラフティングに来たら飛び込みをしたくてしたくてたまらない人もいるでしょう。
ただ、あくまで覚えておいてほしいのは遊びの一つという事です。
そのため、飛び込みは無理でも他の遊びもたくさんあります。
出来そうなら飛び込みをするのが前提です。
怖いのに無理をして飛んで、結果怪我をするのが一番悲しい気持ちになります。
我々ガイドもお客様が安全に下って帰って頂くのを第一条件にしています。
なので、無理のない範囲で飛び込みを楽しんで下さいね。
最後に言っておくと、長年ガイドをしていますが、飛び込みで大けが(骨折など)は今のところ見た事はありません。
そのため、しっかりとアナウンスを守ってもらえれば、誰でも楽しめる遊びなのは間違いないので、必要以上に怖がらなくても大丈夫です。
高さを調整したり、飛ばないという選択もできるので、ガイドの指示の元気軽にチャレンジしてみて下さいね。
【補足】この記事を読んで『ラフティングをしてみたい!』
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というわけで今回は以上です。
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