こんにちは!アウトドアガイドのAKです。
『ラフティングで使う英語ってどんな英語があるんだろう?』今回はこんな疑問に答えていきます。
私自身オーストラリアでガイドをした経験がありますが、その時にどんな英語を使っていたのか、どうやって学んだのか?
などを今回の記事では説明します。
最初に言っておくと、私の英語は超絶我流です。
なので、文法がどうとかニュアンスがどうとかそういった事はほぼ気にしません!
伝わればOKというスタイルなので、英語が出来る人からすると『これって違うでしょって!』って思うかもしれませんので、正しい英語というのは期待して読まないでくださいね(笑)
ただ、一応オーストラリアでガイドをしていたのは事実ですから、参考にはなるはずです。
全く英語を喋れなかった男が、ラフティングするために使った英語と学習方法なので!
ちなみに私AKのラフティングの経歴については以下の記事に詳しく書いています。
読んでもらうと、私のラフティング愛が伝わるはずです(^^)/
私AKの英語力とラフティング英語について
最初に私AKの英語に対する認識とか英語力について書いて行きます。
基本的に私は英語が苦手です。
オーストラリアに行った当初は三単現のSすら怪しいレベルでした。
ただ、そんな私でも約半年の海外生活である程度(ニュアンスで)なんとなく言っていることがわかるレベルにはなりました。
あと、自分の伝えたい事は簡単な英語(文法はめちゃくちゃ)を使って相手に理解されるぐら位のレベルです。
私の英語は現場に飛び込み、そこで必要な単語を聞いて覚えたりフレーズを教えてもらったので、文法はめちゃくちゃだと思います。
なので、多くの日本人が得意な書く方は壊滅レベルで、聞いたり喋たりする方がまだ出来るという感じです。
とはいっても英語ペラペラではないので、私の英語は伝わったらOKのボディーランゲージをふんだんに使うスタイルというのを始めに理解しておいてくださいね(^^♪
では、前置きはこれぐらいにして本題に入って行きましょう!
ラフティング英語の一例
ラフティングで使う英語って実は結構簡単です。
経験したことがある方ならわかりますが、ラフティングで使うコマンド(ガイドからの指示)は数が限られています。
前漕ぎ、後ろ漕ぎ、捕まって、しゃがんで、と基本となるコマンドはこの4つだけです。
なので、英語が全くできない人でもニュアンスや聞いている内にわかるはずです。
全く英語が喋れない&聞けない人が海外でラフティングできるのも納得ですね。
ただし、当然これだけでは万が一の時(ボートから落水した時や転覆した時など)に対応できません。
なので、ラフティングで使う英語でもう少し実践的な部分まで今回の記事で紹介します。
次からは、ラフティングで使う基本英語を説明していきます。
前漕ぎ・後ろ漕ぎ
-
前漕ぎ:forward paddle
-
後ろ漕ぎ:back paddle
これは、一番よく使うラフティング英語ですね。
前漕ぎと後ろ漕ぎはラフティングではめちゃくちゃ使うので、まず一番最初に覚えたい英語です。
捕まって・しゃがんで
- 捕まって:hoid on
- しゃがんで:get down
上記写真のように“捕まって”はロープを握り、姿勢を低くする事で落水のリスクを減らします。
上記写真のように“しゃがんで”は捕まっての強化版で、ボートのボトムに座り込みます。
しゃがみ込む事で、捕まってよりも更に落水のリスクを減らせます。
穏やかな川では“捕まってやしゃがんで”などのコマンドは使用しないかもしれません。
ただ、海外は比較的激しい川が多いので、おそらく使用頻度は高い英語になります。
左に移動して・右に移動して
- 左に移動して:over left
- 右に移動して:over right
全員がボートの左側に目一杯移動します。
ボート右側が軽くなるので、右下に岩がある時などに使います。
左に移動しての反対バージョンです。
ちなみに、左や右に移動するというのは、どういう感じなのかイメージしにくいと思うので参考画像を貼っておきます。
上記画像は、全員が後ろに移動する事でボートの前を軽くしウイリーさせています。
これの左右バージョンがover lefとtover rightと思ってもらえればいいです。
手を放して・足を上げて
- ロープを放して:let go of the rope
- 足を上げて:keep your legs
転覆した際など、ボートのロープをずっと持っていると逆に危険な場合があります。
そういった時は、ガイドが“let go”『放せー!』と言てきます(笑)
転覆した時とか落水した際などに、足を上げないと岩に当たったりします。
急流で落ちたらすかさずガイドから“keep your legs”『足を上げて!』と言われるので、上記のようなラッコポーズをして流れましょう。
障害物に当たりそうな時
ボートや人が、岩や障害物に当たりそうな時には“watch a rosk”『岩を見てー!』と言う英語が飛んできます。
ラフティングしているお客さんは、意外と前を見ていないというか、障害物の存在に気付いていないことが結構あります。
前はしっかり見るようにしましょう。
英語学習の方法
ここまでは、私が実際にオーストラリアで使ってきた英語を紹介しました。
で、ここからは、まったく英語を喋れなかった私がどうやって英語を学んだのか、その学習方法も説明します。
ちなみに、私はオーストラリアにはラフティングを学びに行ったので、語学学校には行っていません。
なので、我流というか自己流の勉強方法です。
私は、読み書きがほぼ出来ないので、ボディーランゲージとノリで乗り切った部分も大いにあります。
ただ、ネイティブ相手にガイドをしていたのは事実で、英語を喋ってみたいという人には役立つ内容だと思うので参考にしてください。
聞いた言葉はノートに書く
私の場合、英語の読み書きが壊滅的にできません。
一から文法や正しい英語を覚えるのではなく、仕事仲間やシェアメイトに英語を喋ってもらい、それをノートに丸暗記しました。
ちなみに、これが当時の私がオーストラリアで英語を片っ端から書き写したノートです。
例えば、仕事仲間に『英語でラフティングの安全説明はどうやって言うの?』と聞き、それをそのまま丸写しします。
当然、知らない単語も多いのですが、わからない場合はカタカナでもいいので、とりあえず聞こえたままにノートに書きまくります。
その後は、時間がある時に自分で調べるもしくは、英語ができる人に教えてもらい正しい英語に直していくという感じです。
ここまで出来たら次のステップに進みます。
ひたすら音読し丸暗記
書き写したノートを正しい英語に直したら、後はひたすら音読します。
もちろん単語を調べて意味を理解した方がいいですが、私はもう丸暗記しました。
何度も何度も繰り返し音読し、何も考えていなくても勝手に英語のフレーズが出るまで繰り返します。
私の最初の課題は英語でセフティートーク(安全説明)をする事だったので、丸暗記して課題をクリアしました。
音読して丸暗記したら、文法も感覚で少しずつですがわかってきます。
あとはリスニング力も音読と暗記してから、だんだんと強化されていくのがわかりました。
音読し覚えた単語や文章を実際に使ってみる
音読して丸暗記したら、その後は覚えたフレーズや単語をどんどん実際の現場で使っていきます。
この時のコツは発音や文法は気にせずとにかく大きな声で自信を持って喋る事です。
大きな声に+してボディーランゲージも駆使すると、より伝わりやすくなります。
具体的に言うと、前漕ぎなどを説明する時に実際に動作をしながら口でも説明する感じですね。
当たり前っちゃ当たり前ですけど、恥ずかしがっていると出来ないので、大きな声と自信が伝えるためには一番大事なポイントです。
だんだんと通じるようになるし、言っている意味が理解できる
ここまで説明した事を実践して頂ければ、徐々に英語が上達していくと思います。
他人の会話とか聞いてても少しずつ『あっなんか言ってる事わかるぞ!』って場面が増えてきます。
私の英語力は低いですが、臆せず話す姿勢と得意のボディーランゲージで実際、だいたいの局面は乗り切れまていました。
私と同じぐらいの英語力だった友人は語学学校に通っていましたが、上達度合いで言えば私の方が速かったぐらいです。
これは圧倒的に場数(経験値)の差だと思います。
私の場合、英語がわからないなりにも喋らないと、ラフティングできない状況になっていたので必死でした。
なので、英語は恐れずどんどん知っている単語やフレーズを使い、大きな声でボディーランゲージを駆使しながら、喋りましょう。
そうして場数を踏むと、『あれ、なんかわかるかも!』って場面が増えてきます。
オンライン英会話を使うのも効果的
あと、私は読み書きの勉強は嫌いだったのであまりしていませんでしたが、オンライン英会話はそこそこしていました。
DMM英会話で毎週レッスンしていたので、それも場数に関係していると思います。
DMM英会話では無料体験レッスンを2回まで受けれますし、何より日本人講師も充実しているので初めての人も抵抗感なくできると思います。
無料で登録でき24時間いつでも自分の都合で体験レッスン可能なので、自分のレベルを知りたい方や、これから学習しようと思っている方には結構おすすめです。
あとは、英語単語はアプリで学ぶのもいいです。
その際はスタディーサプリがおすすめで、ゲーム感覚で英単語を学習できるので、単純に飽きないです。
隙間時間とかに、学習できるのでこちらもおすすめです。
ラフティングで使う英語のまとめ
今回は、ラフティングで使う英語の基本の単語を主に紹介しました。
実際ガイドしていた時は、何気ない会話や危ない箇所の説明もするので、もう少し長文のフレーズなどもありましたが、今回は割愛しますね。
まあ、基本的にはこの記事で紹介した単語を覚えておけば海外でラフティングしてもある程度は大丈夫だと思います。
前漕ぎ・後ろ漕ぎ・捕まって・しゃがんで、この4つがわかればラフティングできます。
国内のラフティングでも、日本語が不慣れな外国人ガイドもこれぐらいの単語しか喋れないことも多いです。
ただ、言葉は苦手でも技術はプロなので、そこは安心して楽しんで下さいね。
また、言葉が少々伝わらなくても、楽しませようとする気持ちや伝えようとする思いが一番大事なので(^^♪
皆ラフティングを楽しみましょう!
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